石頭症

2018-11-21

石 頭 症

「発達支援実践講座」木村順 学苑社 より

日本福祉大学教授 近藤薫樹 より

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「思い込み」
 

石頭症とは

支援者・教育者が陥りやすい症状

石頭症になってしまうと

チームアプローチではなく

個人のエゴになってしまう。

ただその背景には・・・

その人の努力

失敗等も隠れ潜んでいる為

あくまでも承認の心を

持つ必要がある。
  

石頭症には2つのタイプがある
  

■教授主義

(比較的、若い人がかかりやすい)

「○○メソッドのやり方は全ての子に当てはまるぞ」

「○○教授が言ってたから絶対だ」

「先輩から教わったから絶対に・・・」
  

■経験主義

(比較的、年配者がかかりやすい)

「今までこの方法でやってきたから大丈夫」

どちらも

「目の前のこの子」で悩んでいない事

支援者は目の前の「この子」の事で

その都度悩み・考え・試行錯誤を

積み重ねていく事が必要不可欠です。

「他人の理論」「過去の経験」だけで

答えを出してしまうと

偏った考えに繋がってしまう。

自分では気づきにくい・・・
 
 

石頭にかからない為のポイント💡

 

◎実践の中で出てくる「悩み」に向かい合う

◎自分の実践を他人に分かる言葉や文章で .

伝える努力を行うこと       

◎自分の実践を他者との連携の中に位置づける
  

得た知識はガチガチに固めて

「これだけを使えば!」とするのではなく
その場・その子・その時に合わせて
柔軟に使い分けたり組み合わせたりするもの
 

こどもプラス松本では

月に一度の研修で知識を習得し

週に一度の会議で議論し

毎日の連絡会で意見や実践を共有し

日々一人一人に合った支援を

子どもと一緒に模索し考えています。
 


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