石頭症
石 頭 症
「発達支援実践講座」木村順 学苑社 より
日本福祉大学教授 近藤薫樹 より
「思い込み」
石頭症とは
支援者・教育者が陥りやすい症状
石頭症になってしまうと
チームアプローチではなく
個人のエゴになってしまう。
ただその背景には・・・
その人の努力
失敗等も隠れ潜んでいる為
あくまでも承認の心を
持つ必要がある。
石頭症には2つのタイプがある
■教授主義
(比較的、若い人がかかりやすい)
「○○メソッドのやり方は全ての子に当てはまるぞ」
「○○教授が言ってたから絶対だ」
「先輩から教わったから絶対に・・・」
■経験主義
(比較的、年配者がかかりやすい)
「今までこの方法でやってきたから大丈夫」
どちらも
「目の前のこの子」で悩んでいない事
支援者は目の前の「この子」の事で
その都度悩み・考え・試行錯誤を
積み重ねていく事が必要不可欠です。
「他人の理論」「過去の経験」だけで
答えを出してしまうと
偏った考えに繋がってしまう。
自分では気づきにくい・・・
石頭にかからない為のポイント💡
◎実践の中で出てくる「悩み」に向かい合う
◎自分の実践を他人に分かる言葉や文章で .
伝える努力を行うこと
◎自分の実践を他者との連携の中に位置づける
得た知識はガチガチに固めて
「これだけを使えば!」とするのではなく
その場・その子・その時に合わせて
柔軟に使い分けたり組み合わせたりするもの
こどもプラス松本では
月に一度の研修で知識を習得し
週に一度の会議で議論し
毎日の連絡会で意見や実践を共有し
日々一人一人に合った支援を
子どもと一緒に模索し考えています。
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