12月, 2016年
②「キレやすいこども」
今回は「こどもの対応 基本編」です。
不適切な養育=極端な養育
養育の過程で、親があまりにも怒りすぎる
➡怒られてばかりだと
こどもは自分と未来を肯定できません。
あまりにも、無関心
➡「好き」の反対は、嫌いではなく「無関心」
こうした養育が続くと
こどもは「不当に扱われている」と感じ
それは「自分が嫌われているからだ」
と考えてしまうかもしれません。
全くの言いなり、溺愛・過保護
➡こどもは、現実と釣り合わない万能感を持ちます。
そうすると家でよくても外でキレる子になりかねません
キレるこどもへの対応の原則
「キレないこどもを育てるにはキレない親になること」
➡自分は大切にされている、
という感覚を持たせられるかがポイント!
ここで、覚えておいてほしいことがあります。
「ほめる」とは
こどもを評価することではありません。
こどもの頑張り、成長を見つけて
その喜びを伝えていくことです。
「叱る」とは
こどもに腹を立てることではありません。
こどもが、自分も他人も大切にできるように、
1つずつ教えていくことです。
次回、第3弾は「こどもに学んでほしいこと」です。

①「キレやすいこども」
今回はこちらのキレやすいこどもの理解と支援の
セミナーに参加してきました(*‘∀‘)
http://www.shinshu-u.ac.jp/hp/bumon/kokoro/
第一弾は「キレるとは」です。
まず、キレるとは(wikipediaから)
主に対人関係において昂った怒りの感情が、
我慢の限界を超えて一気に露わになる
様子を表す日本の俗語。
「キレる」と「怒る」はノットイコール キレる≠怒る
怒りは大切な感情。怒ってもいい。
怒りを溜め込んで爆発させるのは不適切。
怒りを溜める➡キレる
怒りはなぜ生じるか?
ある出来事を規律違反・権利の侵害(不当性)、
自分への攻撃(故意性)と解釈するから。
つまり、「わざと」「不当に」
扱われていると感じた時に生じる。
・不公平・嫌われている・差別されている
・軽んじられている・贔屓(ひいき)されている
・馬鹿にされている・分かってもらえない
例:自分だけ遊びの予定の変更を知らされなかった
ハブにされている!➡ムッ!➡ムムムッ!
神経発達症の場合、情報処理の歪みも影響する
対人関係では短時間で、現在の状況、相手の姿勢
表情、声の調子などから意図、感情、要望
などを読み取らないといけない。
➡言葉の背景を読み取ることができない
➡不当性、攻撃性を感じる➡ムムムッ!
次回は第二段!「キレるこどもへの対応」です!
